軽井沢コモングラウンズ内の「PUBLIC食堂」さん。
ペンキ塗りやタイル貼り、床のフロアタイル貼りなどの仕上げ部分のみならず、床の下地作りなどの大工工事もDIYでお店作りをされた素敵な朝食屋さんです。
天井と壁は全面に白いペンキを塗ってシンプルな内装。しかし、内壁の一面だけはアクセントとして板材をランダムに張ってシダーシェイク風の壁にしたい、とのご要望でした。
コストを抑えつつ、見栄えは良く、なおかつDIYでも簡単に張れる板材は無いか?…というところからウェスタンレッドシダーの「挽き落とし材」を使ってみようか!?となりました。
長さ600mm程度。幅も厚みもまちまちで表面もザラッとしたラフ材なのですが、今回はランダムな張り方をして動きを出したかったので、ちょうどピッタリな材料。これでいってみよう!と採用になりました。
壁の下地はどこにでも釘が打てるように全面を合板にしました。
まずは一番下の段に仮で並べてみます。色味もまちまちなので好みに合いそうか見た目をチェック。
並べ方がオッケーなら張っていきます。木工用ボンドとフィニッシュネイルで端から張っていきます。
ボンドを上、中、下と3本くらい筋で塗って、その上をフィニッシュネイルで3箇所ずつ留め付けていきます。
一段目が張れたら二段目。ここからが腕の見せどころ。
好みで上下の張る位置をずらしていきます。まずは養生テープで仮留めして見た目をチェック。
こんな張り方もいいかも!?
チェックがオッケーなら同じような要領で二段目、三段目と張り進めていきます。
ランダムな張り方と色味がカッコいい!
幅が近いものを集めて重ねておくとランダムに張る時に選びやすいようです。次はどれにしよう?
んー、いい感じですね!自画自賛の嵐!それがセルフビルドの醍醐味(笑)
いやはや、ナイスです!お見事!
一枚一枚が微妙に違う赤味がかった色合いのレッドシダー。アクセント壁としての動きがより効果的に表現されている気がします。
白い壁と天井との相性もバッチリ。新しい材料にも関わらず古材風にも見えるからレッドシダーは不思議な材料。端正な空間にグッと味わいを加えてくれます。
どこか上品で高級感もあるレッドシダーの「挽き落とし材」を使ったシダーシェイク風のアクセント壁。朝食とコーヒーの味もまた一味変わってきそうですね。
みなさんもぜひ、お試しあれ!