材の特徴

38×89mmに製材されたウエスタンレッドシダーのデッキ材です。
産地はカナダのブリティッシュ・コロンビア州。
現地カナダでの検品にはクリアした材ですが、何かしらの欠点ゆえに日本での製品販売は難しいと判断された二等材です。例えばキズや汚れ、節ありなど。
どちらか片面使えるものはひと手間かけて1×4（19×89mm）の規格材に再加工しています。

小さな丸太から生まれたこの材は、年輪が細かく、その色を見ただけですぐ天然のウエスタンレッドシダーだとわかります。
この美しく風合いのある材質は、貴重な原材料を使わせてもらっているからこそ。
出番の少ない端材ながら、これまでストックヤードで大切に保管されてきました。

丸太の中心にあたる「芯」が入っている芯持ち材は、乾燥が進むと両面に割れが発生してきます。
下地など見えにくい用途には問題ありませんが、選別された一等品としての販売は難しく、ストックヤードで出番を待っています。

製品材の二等材なので、すでに表面処理済みです。
4面すべて角丸に仕上げられています。
2×4（38×89mm）の規格材でまっすぐ素直な木質なので、デッキの大引などにおすすめです。
中には節のないクリアー材のものもあり、多少の傷などは含んでいますが、使い方次第では十分にご活用いただけます。
気になる箇所は削ったり、切り落としてお使いください。

注意点としてはストックヤードでは屋外保管されていますので、日が直接当たった場所は多少の変色が見られます。
ほんの少しでも表面を削ればピカピカになりますが、気にされる方はご注意ください。
なお、未乾燥材ですので痩せが発生することにご注意ください。

デッドストック材の注意点

⚫︎規格品とは違い、なんらかの事情があってデッドストックとなった材木です。
ただサイズが違うだけのものもあれば、大きな節や、反り・曲がり、割れ、日当たりによる変色などが見られる場合があります。できるだけ木材の状況については詳細に記載しておりますが、デッドストック材であることをご理解のうえご注文ください。

⚫︎デッドストック材は通常の材よりも製材されてから長期間保管されてされています。
その過程で日当たりによる変色や、材の端の欠け、割れなどが発生している場合があります。
規格材よりも多少歩留まりが落ちますので、ご注文される際は、積算された材料よりも少し多めにご注文ください。
特に長さについては、材の端が傷んでいることが多々ありますので、10mmから20mm程度は切り落として使う必要がある可能性がありますのでご注意ください。

2×4